硬度の違いは、水にどのような影響を与えているのか?
極端な軟水と硬水を目の前に出されれば味の違いがわかるかもしれませんが、微妙な違いになるとなかなか区別できないですよね。
そのようなときどうしているかというと「硬度」という度数をもって区別しています。
硬度とは、カルシウムやマグネシウムの含有量を表したものです。
お水は大きく、硬水、中硬水、軟水と分けることができます。硬度が300以上で硬水、100以上300以下なら中硬水、100以下なら軟水という具合に数値で分けることができてとても簡単です。
硬水の特徴としては、コーヒーの苦みを出したり、パスタなどにコシを与えてくれるというところでしょうか。
パスタ料理を作る際に、本格的なアルデンテを目指すのであれば硬水を利用すればよいということでしょう。
一方軟水の得意料理は、煮込み料理や鍋物だったりします。お米を炊いたり、お茶をいれるのにとても向いているお水です。
軟水のくせのない味が、それらの料理の味をよりひきたてることができるのでしょう。そして軟水自身にも素材を柔らかくしてしまう効果があるので、固い野菜なども柔らかく煮込むことができるのですね。
こうして考えてみると、それぞれの地域で湧き上がる水の特徴を人々がうまく料理していき地方料理ができあがっていったのかもしれませんね。
私たち日本人は軟水を使った日本料理やお茶の味に慣れ親しんでいるから、突然硬水を飲むと驚いてしまうのかもしれません。
カルシウムなどのミネラル成分が少ない水は、それだけ癖がなく、口当たりがよくまろやかに感じるのでしょうね。
